調達だけでは限界。いま“ODM”という選択肢が注目されている理由
「ただ作ってもらうだけでは、競争力がつかない」
中小製造業の現場では、こうした声が増えています。価格競争に疲弊し、顧客ニーズが高度化する中で求められるのは、“自社だけでは生み出せない技術”や“スピードある製品化”です。
そこでいま注目されているのが、台湾のODM(Original Design Manufacturing)パートナーとの共同開発です。
単なる製造委託(OEM)とは異なり、製品設計や試作段階から台湾の優れた技術力を活用することで、「コスト削減」と「製品力強化」を同時に実現できます。
ODMとOEMの違いとは?
区分 | OEM | ODM |
---|---|---|
設計 | 日本側で行う | 台湾側が設計も担当 |
メリット | 品質コントロールしやすい | 設計〜製造まで一貫、スピードとコストが◎ |
デメリット | 自社工数がかかる | 製品仕様のコントロールに注意が必要 |
ODMは「設計リソースが足りない」「製品化までの時間を短縮したい」企業にとって理想的な手法です。
なぜ台湾なのか?3つの理由
① 高い技術力と対応力
台湾の中小企業は、精密加工や電子部品、複合素材などの分野で世界水準の技術を持っています。柔軟なカスタマイズ対応や試作スピードの速さも魅力。
② 日本との相性が良い商習慣
時間や納期、品質への意識が高く、日本企業との実績も豊富。英語または日本語対応が可能な企業も増えており、意思疎通がスムーズです。
③ チャレンジ精神と開発意欲
「一緒に製品を育てたい」という企業文化が根づいており、積極的にアイデアを出してくれる企業が多いのも台湾の強みです。
■ 成功するODM活用のポイント
✔ 1. 明確な目的と仕様を準備する
台湾側にすべてを丸投げするのではなく、**「どんな課題を解決したいか」「どんな機能が必要か」**は事前に共有することが重要です。
✔ 2. 信頼できるパートナー選び
ODMでは、設計力と誠実さがパートナーの生命線。過去実績、業界知識、品質対応力などをしっかり確認しましょう。
✔ 3. プロジェクト管理の見える化
進捗報告や品質レビューなど、プロジェクトの「見える化」体制を整えることが、トラブル回避のカギとなります。
■ アジックが提供するODMサポートとは?
台湾とのODMに挑戦したいが、「誰に頼んでいいかわからない」「品質が心配」「言葉の壁が不安」…そんな声に応えるのが台湾ビジネスに精通したコンサルティング会社アジックです。
アジックの強み:
✅ 厳選された信頼できる台湾メーカーを紹介
✅ 設計段階から仕様詰め・見積・試作までを一貫支援
✅ 現地とのやりとり、納品までの進行管理も代行
✅ 台湾側とのトラブルを事前に回避・調整
■ おわりに:中小企業こそ、ODMで飛躍できる
ODMは大手だけの戦略ではありません。むしろ開発リソースが限られる中小企業こそ、信頼できる現地パートナーと組むことで、競争力ある製品をスピーディーに市場に出すことが可能です。
台湾の技術と、日本の市場感覚を掛け合わせた共同開発。
御社の製品開発を次のステージへ進める第一歩として、ODMという選択肢を本気で検討してみてはいかがでしょうか?
➤【無料相談受付中】
台湾でのODMパートナー探索・製品開発サポートをご希望の方は、アジックまでお気軽にご相談ください。